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国立研究開発法人産業技術総合研究所 エレクトロニクス・製造領域 先進コーティング技術研究センター

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センター長あいさつCONCEPT

ごあいさつ

Director

21世紀の“ものづくり”は、最少の資源、最小のエネルギー消費で、コスト競争力のある製造技術を基本とすることが強く求められています。また、CO2削減をはじめとした省エネルギー、省資源化などの環境負荷低減の観点から、電子機器の小型・集積化、高エネルギー密度、高耐久性の各種電池開発(太陽電池、蓄電池、燃料電池)、軽量で耐久性の高い自動車部品、航空機部材などの開発が世界的に大きな潮流になっております。これらのニーズに応えるべく新しい材料・部材・デバイスの創成を実現するためには、多種・多様な性質を併せ持つセラミックス・合金などの機能材料を低コストでコーティング可能な製造プロセスが、今後、益々重要になってくると考えられます。
当センターでは、産業競争力強化の観点から、従来コーティング技術とはその原理から一線を画すAD法や光MOD法など、センター独自の先進的なコーティング技術やこれに資する独自の材料技術を柱に多様な課題を解決し、実用的なシーズ技術を企業に橋渡しすることを目指します。

先進コーティング技術研究センター長 明渡 純